経理部勤務のOLが、各部署の疑惑の領収書を淡々と解決していくストーリーが痛快なシリーズ。「これは経費では落ちません」1巻1話を徹底レビュー解説します
これは経費では落ちませんとは
こんにちは、Mariです!今回紹介するムズキュン漫画は
「これは経理では落ちません」は
経理部に勤める27歳のOL・森若沙名子。彼女は各部署から次々に持ち込まれる領収書から社内の疑惑や人間関係を洗い出していき、さまざまな問題を淡々と解決していきます。 仕事に関しては人一倍クールな主人公森若沙名子のお仕事事情と恋愛模様を描いた作品です。
アラサー・アラフォー女子の皆様にぜひお勧めさせて頂きたい作品です。
原作は青木祐子によるライトノベルシリーズ『これは経費で落ちません!〜経理部の森若さん〜』は、2016年から集英社オレンジ文庫から刊行されている人気シリーズ。2017年からは森こさちによって漫画化され、「Cookie」(集英社)にて連載が開始。2019年にはドラマ化され、NHK総合「ドラマ10」枠で
この作品のあらずじと魅力を独断と偏見で語っていきたいと思います。
会社の問題を経理部の視点から一刀両断
会社内でのトラブルは多いですが、経理部からの視点で領収書からお金の流れから起こる社内の動きを見ると会社がわかりやすい!そして揉め事がいつも経理部に回ってくるんですね。
経理部で働く森若沙名子はクールで、社内の問題に巻き込まれながらも問題を解決していくのが何と言っても痛快です!
かなり癖のある社員が起こす事件に翻弄されながら、個性あるキャラが登場していくのも面白いし、会社としても徐々に変わっていくのも見どころです。
人とあまり関わりたくない沙名子のキャラが可愛い
主人公の森若沙名子は会社ではあまり人に関わらずに、淡々と経理の仕事をしたいだけなのに、領収書からいろんなトラブルに巻き込まれていきます。
ただ振り回されるのではなく、お金の問題だけではなくそこにはそれぞれの事情も隠れていて、クールに判断するだけでなく、沙名子なりの一定のルールで解決していくところが人間味が溢れていてみていて引き込まれます。
仕事ではクールで、プライベートでは会社の人間と深く関わろうとしない沙名子でしたが、年下で明るい営業部員の山田太陽にアプローチされ、ペースを乱されていきます。
恋愛経験のない沙名子が仕事とは違う面を見せるのが、なんだか可愛くてキュンとしてしまいます、こちらの恋愛模様も是非見どころです。
沙名子は自分を変えられない性格でしっかりとしたポリシーを持って、毎日を過ごしたいと思っているけど、そうはさせてくれないし、自分のやってることに落ち込んでしまうことも多くて、表と裏のギャップがとても可愛らしい。
それぞれの登場人物の個性あふれる社員にも注目です。
では「これは経費では落ちません」1巻の1話ネタバレ有あらすじ・感想レビューになります!
ネタバレを含みますので嫌な人は飛ばしてくださいね
これは経費では落ちません1巻1話ネタバレ有あらすじ
中堅の石鹸会社「天天コーポレーション」経理部に勤める27歳のOL森若沙名子は社内ではスキがないと恐れられている存在。
一番好きな言葉は「イーブン」入ってくるもの出るものが同じであること。
経理の締日にも後輩からの真夕には頼られつつ、過不足なくスケジュール管理を完璧にしていくが、いつも定時を超えて領収書を渡しにくる営業部の山田太陽が最近の悩みの種。
調子のいい話でお願いする太陽の頼みを断りたいが、来月に繰り越して面倒になるのを避けたい沙名子は渋々了解。しかしたこ焼き代と経費にしては怪しい項目。
真夕は太郎の調子のいい態度に憤慨するが、3、4年経つと大体の社員はずる賢くなるものと冷静に思う沙名子。
しかも太陽が担当しているパラカフェは社内で1番力を入れている企画で女性社長メリーにも気に入られてることもあり、あまり強いことは言えないのも事実。
真夕は同期のキリカと仲がいいが、おしゃべりが大好きなゴシップガールなので沙名子は関わりたくないと思っている。面倒事からはなるべく遠ざかり、会社の人とは一線を引きたいから。
沙名子の休日ルーティンは一週間の食料を買い込み、夕食を作る。自分のご褒美のための準備をして休む完璧な生活に満足している沙名子だったが、突然太郎から領収書のお願いメールがくる。
面倒なことになるので経理以外には教えてないのになぜ?と困惑する沙名子。部長から押し付けられて渋々了解したが、週明け持ってきたのがテーマパークの領収書でまたまた関係なさそうなものに困惑。
やたらと言い訳をする太陽だが、判断は部長の役目なので自分がどうこうことはない。ただ携帯には連絡するなと太陽に釘を刺す沙名子。どこから自分の携帯番号を知ったのかを聞いたら、部外秘と言い切られる。
しかもなぜか沙名子にパラカフェ絶対成功させるのでみててくれと宣言する太陽。
太陽は沙名子のことめちゃ好きそうですよね
領収書をめぐる三角関係も無事解決
しかしどうしても領収書が気になるので、庶務で調べても怪しいところはない。そんななかセリカがやってきて、ランチで相談したいと言ってくる。
セリカとランチをしながらお弁当をどうやって夜にしようか考える沙名子だったが、セリカは太郎が彼女がいるのにメリーにハニートラップをかけられてることを相談してきたのだった。
セリカが彼女なのか?と思いつつも、面倒なことに巻き込まれたくないと思う沙名子だったが、どんどん聞いてくるセリカに辟易。挙句に彼氏がいないことまで言わなくてはいけなくなり・・。
ただ本当にテーマパーク代をデート代として経費で落としているとしたら見逃せないと考える沙名子だが、真夕からキリカが太郎と付き合っていて領収書と同じ日にテーマパークに行った写真を見せられる。
これは太陽も言い訳できないか?
週末弟とスーパー銭湯に向かい、太陽が社用車で同じ場所にいることを知り確認し本当に仕事なのか私的なのかと悩むが、仕事の頑張りに太陽を信じてみることにするが・・そこで揉めてたのが太陽とキリカ。
信頼した自分がバカだったと思う沙名子だったが、メリーとのことで揉めている二人を避けたいと思っていた矢先に太陽に見つかってしまう。太郎は沙名子に慌てて誤解と説明するが、怒りが収まらない沙名子は部長に暴露しようと決意する。
さらに説明しようとする太陽を突っぱねるが、信じてくださいと言われ周りからもし注目された沙名子は逃げるように女湯へ。太陽はショックで落ち込む。
女湯でなんとメリー社長と出くわし、太陽もキリカのことも誤解しないでと沙名子に話してくれと太陽に言われたとバラしながら伝える。ケンカも見られてたのでメリーに謝罪するも、実は太陽はメリーの息子を可愛がってくれて信頼されていたことを知る。
テーマパークでも子供のチケット代は入ってないので、沙名子は全てを理解し、領収書は問題ないということを伝えた。
キリカに関しては実は太陽と付き合ってなく、写真も偽造していたことが判明。太陽が相手にしてくれないので、付き合ってるという噂を広めたら付き合ってくれるのではないかと。
やっと元の平穏な生活に戻ると思ったら、メリーは沙名子を気に入り美味しいたこ焼きを食べないかとの誘いが!
トラブルに巻き込まれても、元に戻してイーブンにして、愛すべき乱れのない生活にすればいいと改めて思う沙名子であった。
経費では落ちません1巻1話ネタバレ感想
経費の仕事って大変ですよねー自分の都合通りにはいかないし。
沙名子は仕事では周りを寄せ付けないけど、ちゃんと自分の休日を大事にしていて、とにかく自分の生活を完璧にしたいんですね。あれだけきっちりしてると疲れないのかな?と私は思ってしまうのですが。
太陽は仕事はできるけどちょっとルーズなので、頑張ってることはちゃんと知っている沙名子はいろんなことを見て判断しているからただ厳しいだけじゃないのがいいですね。
この二人がどうなるのかもこれから楽しみです。
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